未登記建物とは
未登記建物とは、登記がしていない建物(住宅、車庫、倉庫、アパート、マンションなど)のことを指します。建築された建物は、自動的に登記はされません。そのため、登記をしないと、登記がされていない建物となり、未登記の建物となります。
そもそも登記そのものがされていない場合、表題登記もされていないことになりますので、10万円以下の過料に処せられる可能性があります。
また、通常の不動産にかかる取引においては、登記されていないということで所有者として確認できないことになり、取引ができないということもありますし、不動産の売却や担保設定して金融機関からの借り入れが出来ないこともあります。相続などの闘いになった際に、「誰の所有しているものなのか」という証拠が作れないため、権利の主張が弱くなってしまう可能性もございます。
未登記で良いことはありませんので、気づいたら速やかに登記申請することをおすすめします。