抵当権抹消登記とは
抵当権とは、住宅ローンなどでお金を借りたときに、家と土地をその借金の担保として確保しておくためのことを指します。つまり銀行などの融資者が「お金を返さなければ担保として家と土地をとりあえげますよ」という権利のことです。
抵当権抹消登記とは、上記で説明した抵当権を抹消するための手続きを指します。ここで問題なのは例え借金を返したとしても、抵当権は自動的に抹消、消えるものでは無いということです。ですので、住宅ローンの完済等の借入金を全額返済されたら抵当権抹消登記を行わなければいけません。
なお、抵当権抹消登記を忘れると、不動産売却や不動産担保を利用しての借入ができなくなったり、金融機関の資格証明書の有効期限(発行日から3ヶ月)が過ぎると、新たに取得しなければならないと、負担が大きくなります。